夏期講習会選びについて

これから夏期講習の募集がピークをむかえますが、あらかじめ選び方のコツをお伝えします

1. 夏に多くの講習コマ数を提案してくる塾とは即契約しない方が良いです。高3で15~20万円、もしくはそれ以上かかる提案をされた場合はセカンドオピニオンを推奨します。生徒をお金としかみていない売上至上主義のところは言葉巧みに大きな金額の講習会を提案してきます。

2. 個別指導の場合、先生対生徒の比率を確認してください。在籍講師数が足りないところは1対3や1対4で個別と称した授業をするようです。本来保護者様が求める"個別"指導のメリットが1対3や1対4の個別と称した授業にあるかしっかりとお考えください。

3. 映像授業やオンライン授業は原価が安いので夏期講習を兼ねた無料体験を盛大にします。体験終了ごろに入塾をしきりに促すセールストークがはじまったら注意ください。無料で受けられるサービスとその後を線引きしてください。無料ほど怖いものはありません。

“人対人の直接指導”を行うため講師確保に努めかつ、適正価格運営で実績を出しこの地域でシェアを拡大した当塾の存在もあり、それまであぐらをかいていたところは 打撃を受けているようです。“適正価格で実績を出し差をつける”我々の奮戦もあって流石にここ数年は中3レベルの夏期講習に15万円や20万円の提案をするところは減ってきた印象ですが、同時に高校部門を拡張し映像授業やオンライン授業で人件費を抑え粗利益を確保する方向にシフトしているところが多いように感じます。映像授業の1時間あたりの原価はあってないようなものです。(我々は映像授業を提供しませんが、仮に提供するならば約80時間の講習を2万円台くらいで設定できるでしょう。)私たちが開塾8年あまりでこの規模の学習塾になりましたが、その背面には衰退した学習塾が存在し、衰退するなりの理由があったのではないでしょうか。

このように良心的な個人塾や地元発祥の塾・予備校はきちんと存在していますので、私どもや生徒のためを思って真に必要な授業を提案・提供する塾に日の目が当たれば幸いです。

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