コロナが5類に移行して思うこと

流行初年の2月28日に全国一斉休校になった際に、学校は0か100の対応を迫られた。当時いくつかの自治体の長が休校をしない方針を出したが叩かれ撤回させられた。全国一丸で不要不急の外出はするな、自粛という強制がまかり通る事態となった。

私は『若い世代や子供が犠牲になる社会はおかしい』と考える人間だ。

若い人が自死におよび、子供が不登校になり、晴れの行事も式典も行われず成長上必要な節目を経験できなかった子供たちの見えない被害は計り知れないと思っている。

この3年あまりコロナで休業せず続けてこられたのは私なりに自分の財産だと考えている。方々から嫌がらせを受けたが、『この地域の周りの学校や塾が休校ならばせめて私のところは意地でも授業をし続けよう、国や県と喧嘩しても自分の頭で考えて最善を尽くす』覚悟があった。ときには保健所相手に食ってかかった。経営者というのは戦う時が必ずある。また私は現場で受験指導をして子供らの頑張りを知っているから、なおさら子供らの士気をくじく動きはしたくなかった。

だから友辰塾は休校せず、分散授業をし対面を継続した。

この3年あまりの間にどうあって、そのときどうすればもっと良かったのかを考えないといけない。これはこの私塾一つだけでなく学校や社会全体に言えることだ。

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