国公立大・難関私大を目指す場合は、相応の準備・対策をさせてください。
石巻圏の普通科高校の学力・偏差値は年々落ちています。保護者世代が知っている20年、30年前の学校のレベルとは大違いです。
国公立大や難関私大に入りたいと言うのは簡単ですが、実際に本気で目指している人と、ただ言っているだけの人では意識に雲泥の差があります。競争率が激しい大学入試を倍率が1倍切るかきらないかの高校入試とは大違いです。
石巻だけ、自分の学校だけを見て過ごさないでください。例えば本気で旧帝大を目指して中3から友辰塾特別学習館で訓練した現一高・二高生は、高1時点で高校文系範囲の数学・英語のほとんどを終わらせています。中3から行きたい大学や職業を決めて前に進んでおり、勉強に対する士気が旺盛です。石巻圏に残る選択をした場合でも、勉強に意識を向け続けることができる生徒は伸びるでしょう。しかし、実際はかなり環境に左右されると言わざるを得ません。(石巻圏で学力が上位とされる高校でも全国偏差値で言えば50前後にすぎません。調査書点がまともであれば、高校入試本番で270点もあれば入れるように近年なっています。)
普段から、英単語や英文法の学習に力を入れていますか。志望する大学の過去問や共通テストの過去問を研究したことがありますか。
特に共通テストの問題は対策を練ってやらないと点が取れません。入試問題の傾向を無視した学習にどっぷりと浸かったまま、狭い範囲、遅い進度の学校の定期テストの点数で一喜一憂せず、学校やこの地域を離れ、自分の立ち位置を見つめてほしく思います。